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群馬中央バスのブルドック群馬県前橋を中心に路線を持つ群馬中央バス。
本庄早稲田駅〜本庄駅〜馬見塚〜伊勢崎駅を結ぶ路線は三菱の通称「ブルドック」が健在とあって有名な路線です。 しかし、このたび来る２００６年４月にダイヤ改正が行われ、本庄駅〜伊勢崎駅の早朝１往復のみの運行となります。 乗る機会が極端に少なくなるので、その前にと、３月２１日、全路線に乗ってきました。
３月２１日１１時ごろ本庄駅に降り立ちました。次の伊勢崎駅行きバスは１４時２０分。 ３時間も待てないので、国際十王バスで伊勢崎まで行き、伊勢崎から群馬中央バスで戻ってくることにしました。
本庄〜伊勢崎は国際十王が２路線（堀口経由と茂呂島経由）、群馬中央が１路線（馬見塚経由）となっています。 国際十王は１時間に１〜３本程度の運行で、本庄市街〜伊勢崎市街を乗りとおす利用者も多いです。 所要時間はどの路線でも３０分程度、運賃は５００円。 因みに、熊谷〜伊勢崎をＪＲで行くと１１１０円、約８０分。本庄でバスに乗り継ぐと９００円、約６０分。
鉄道専門のファンはＪＲを真っ先に考えるので意外かもしれませんが、本庄と伊勢崎は利根川を挟んで隣同士で、 伊勢崎駅では、新幹線利用は高崎でなく本庄早稲田を利用するように書かれています。
伊勢崎から本庄まで乗りましたが、意外に利用者が多かったです。馬見塚十字路（まみづかじゅうじろ）を過ぎた辺りで多く乗車、 八斗島（やったじま）付近では２０人強の乗車となりました。
本庄駅で降り、写真を撮っていたら、ドライバーさんに声を掛けていただき、他のお客さんが来るまで、 車内、運転席なども撮らせていただきました。 なかなか無い機会を頂きました。（ドライバーさん、ありがとうございました！）
何でも、２１日は朝からたくさんのバスファンの方が乗車しにきたとのことでした。 私が乗ったバスでは私一人でしたが、戻り１４時２０分の伊勢崎行きには３人ほどバスファンらしき人がいらっしゃいました。
長々書きましたが、本庄駅で撮らせて頂いた車内の写真などを以下に載せます。
ちなみに、この「ブルドック」。ディーゼル規制をクリアしています。エンジンは車両に似つかわしくないほど静かです。 今後さらに規制が強化されたときにどうなるかが気になります。
伊勢崎駅で発車準備中。
車内。後方より前方を見る。床は板張り。最近はあまり見なくなった。
運転席周り。よく整備され非常に綺麗である。
１０年ほど前まではよく見かけた巻き取り式の運賃表。
ダイヤ改正の案内。本庄早稲田発着は廃止、本庄〜伊勢崎は平日早朝１往復のみとなる。
凹凸にとんだ愛嬌のある独特な顔。自動扉と書かれたドアも最近は見かけなくなってきた。
正面から見ればブルドックの名に相応しい顔つき。
本庄駅を後にする。バスはロータリーを回れないため逆走行となる。国際十王も同様。
群馬中央バスの主力、ふそうエアロバス。京阪バスなどからの中古車である。
